明石大橋の塗装と厳島神社大鳥居の塗替え

屋外用(外壁塗装等)もそうですが、台風や震災にも耐えなければなりません。
その最も過酷な条件下におかれる橋を保護しているのも塗料と塗装技術です。

この実績は瀬戸大橋から明石大橋に引き継がれ、鋼橋塗装系が完成の域に入りました。
橋を新設する際塗装はすべて工場で行われ、組み立て加工前の鋼材には錆止めに無機ジンクリッチプライマーを塗装し組み立て後にブラストで全面除去します。
そして第1層に無機ジンクリッチペイントを塗装しますが、塗膜に空隙が多くピンホール発生を防ぐため第2層のエポキシ樹脂塗料の含浸で被覆します。
これをミストコートと呼んでいます。

下塗り・中塗りがエポキシ樹脂塗料、上塗りがフッ素樹脂塗料が採用され、明石大橋は瀬戸大橋よりも対候性が強化されました。
厳島神社大鳥居の二本の主柱は楠です。
下には松の杭が何本も打ち込まれ海底に潜り込まないようにしています。
大鳥居は立っているだけですが災害にあっても倒れない優れた建造技術だと言えます。

大鳥居の海水に浸かる部分の補修工事内容を紹介します。
•素地調整。ブロックで囲い根本付近の水をポンプで排出、回転ノズル式超高圧淡水噴射機で付着物を除去し木肌を出しガスバーナーで加熱し水を蒸発させる。根本補強のためポリウレタン樹脂を注入。修復には現場で調整したエポキシ樹脂パテや樹脂モルタルを使用。
•下塗り。水中硬化タイプの無溶剤型エポキシ樹脂シーラーを全体塗布。
•水中硬化タイプの2液型エポキシ樹脂パテを全面につけ海水で浸食された部分は杉で埋木をし楠にビス止めをする。
•パテが硬化する前にガラス繊維をサンドイッチ状に布着せする。

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